芸人のバカリズムさんと言えば独特なシュール芸風が印象的であります。
現在では、自身が脚本、原作、主演を務める「架空OL日記」が放送されていて、お笑いの枠にとどまらず幅広い活躍をみせています。
穏やかな雰囲気に包まれどこからミステリアスな雰囲気も醸しだすバカリズムさんですが、一方では、「バカリズムさんの顔が嫌い」という人が続出しているようです。
一体、彼の何がダメなのか?
今回は「バカリズムさんの顔が嫌い」という言われる理由を、深く掘り下げていきたいと思います!
「バカリズム」のプロフィール
本題に入る前に、まずはバカリズムさんの経歴をさらりとおさらいしておきましょう。
経歴をみていくことで、そこに人間の本質的な部分が浮かび上がってくることがあります。
芸名 | バカリズム |
本名 | 枡野 英知 (ますの ひでとも) |
生年月日 | 1975年11月28日 (41歳) |
出身地 | 福岡県田川市 |
身長 | 165cm |
事務所 | マセキ芸能者 |
同じ事務所の芸人 | 内村光良 出川哲郎 |
活動時期 | 1995年~ |
- ビットワールド
- ウレロ☆シリーズ
- 有吉反省会
- バカリズム
- 架空OL日記
- いいすぽ
2006年には、「R-1グランプリ」に初出場し、決勝戦進出。
以降5年連続で出場し、そのうち4回決勝戦進出を果たしています。
また、大喜利日本一を決める「IPPONグランプリ」では、2009年の初回から出演し、数多くいる出演者の中でも最多優勝回数を誇っています。
「IPPONグランプリ」大会チェアマンを務めるダウンタウンの松本人志さんからも、その高いお笑いのセンスは評価されています。
「バカリズムの顔が嫌い」という人の声
「バカリズムさんの顔が好き」という声があるように、顔が嫌いという声があるのも事実です。
バカリズムさんの顔が嫌いという人の声をTwitter等の情報から幾つか紹介していきます。
バカリズムのお笑いのセンスは嫌いじゃないんだけど、テレビCMやバナー広告で「好青年でござい」とばかりにサイコパス然とした笑顔を見せられる度に本業の部分まで嫌いになってくるから露出を減らして欲しい
— やんさとブロードバンドちゃん (@neppatsu) 2017年4月7日
バカリズムが嫌いな理由が分かった。自分を特別だと勘違いして、相手を蔑む態度だhttps://t.co/0JjLRahXPf
— 屍(28) (@feemeecoo) 2017年4月15日
それにしても私ってなんでこんなにバカリズムが嫌いなんだろう…?顔がダメなのかな?同じ系統のオードリー若林や南キャン山ちゃんは好きなのに。。バカリズムだけは受け付けない
— ma* (@magurun) 2017年4月12日
バカリズムが笑ったとき目が細くなるの嫌いじゃない。いや、嫌いなわけがあるか、いや、ない。
— ななか (@0309nacho) 2017年3月27日
意見は多く存在するものの、意見をくみ取っていくと共通して見えてくるのは、顔の造りが嫌いというより、彼の笑いに対する自信が顔に出ていると考えている方は多いようです。
バカリズムの顔がダメな理由
ここで、バカリズムさんの芸風を思い出してみましょう。
私からみたバカリズムさんの芸風は、
「待ちゆく少し特徴的な一般人のものまねを大げさにして笑いを取る」
つまり、人を少し小馬鹿にした感じのネタです。
そうやって笑いをとっていくのが、バカリズムさんのスタイルとなっています。
この手のネタは、多くの共感が得られる反面、批判の対象となることも多くあります。
特にバカリズムさんのネタは、女性を対象としたネタが多く存在し、感性が豊かな女性達だからこそ、女性を中傷するようなネタを受けつけることができないのでしょう。
その中で、バカリズムさんのそもそもの顔の造りというより、彼の中傷的なネタで見せるダークな部分の表情が彼を嫌いと公言している方々の受けつけなかったのではないかと私は考えています。
バカリズムの顔の改善点
バカリズムさんの、表情自体は私個人の意見でありますが、非常に魅力的だと感じます。
芸人らしくからぬ落ち着いた雰囲気が出ているし、笑うと目元が綻び優しげな印象を周囲に与えます。
事実、ドラマやCMで彼の姿を見る日があるということはそういった需要があるからでしょう。
彼の顔が嫌いという声をあげている方も、上記の理由とは他にバカリズムさんの顔がだめという理由はあるでしょう。
しかし、バカリズムさんがそういった否定派の方から肯定派の方を生み出す方法としては、やはり芸風を変えていく必要があるのではないでしょう。
ダークな芸風も重なって先入観から
「性格悪そう」
「笑顔に裏がありそう」
などの声が増えているのも事実です。
今の芸風で芸能界の今のポジションを確立してきたバカリズムさん。
芸人の根底にある芸風を変えるというのは、非常にむずかしいことであるでしょう。
しかし、バカリズムさんがこれからより多くの人から愛されるためには、世の中の人全てが笑って受け入れることのできる芸風を確立していく必要があるでしょう。
まとめ
バカリズムさんは、現在多くの番組で出演しています。
近頃では、バラエティー番組での毒舌も目立ちそれが受けつけるかともいれば、不快感を抱く方もいらっしゃいます。
視聴者の人間性は十人十色。
全ての人間に合わせていくことは不可能ですが、偏ったファン層を持つより幅広いファン層を獲得していった方がバカリズムさんの今後の芸能活動の大きな糧となるでしょう。
現在、自身が脚本、原作、主演を務める「架空OL日記」も放送中ということもあり、バカリズムさんがこれから幅広い分野で活躍していく為にも、否定的な視聴者の方を自身の味方としていくことは絶対条件といえるでしょう。