今回は、そんな「佐々木酒造」を牽引してきた佐々木蔵之助さんの父親である「佐々木勝也(ささき かつや)」さんにスポットを当てていきます。
佐々木蔵之介のプロフィール
本名 佐々木秀明(ささき ひであき) 芸名 佐々木蔵之助(ささき くらのすけ) 生年月日 1968年2月4日(50歳) 出身 京都市上京区 身長 182㎝ 血液型 O型 職業 俳優 事務所 ケイファクトリー 趣味 映画鑑賞・一人旅・格闘技 佐々木蔵之助さんは、洛中に残る最後の造り酒屋「佐々木酒造」四代目を背負う3兄弟の二男として生まれ、幼い頃からお酒と親しみながら育ちました。
家業継承に向けて1988年に東京農業大学農学部神戸大学農学部に進学し、酒米とバイオテクノロジーを研究した後、1990年から人前に立つのが苦にならないように始めた劇団活動と両立させながら経営戦略を学ぶために広告代理店へ入社するも2年半で退職しています。
その後、佐々木酒造は継がず、劇団「惑星ピスタチオ」の看板俳優として関西を中心に活躍していましたが、1998年に脱退し上京した後、ドラマや映画の世界へ活動の範囲を広げ、NHK連続テレビ小説『オードリー』でブレイクし、2006年には映画『間宮兄弟』で初主演を務め、2008年にはドラマ「ギラギラ」で連続ドラマ初主演を務めています。
そんな佐々木蔵之助さんの代表作は、「ハンチョウ~神南署安積班~」「離婚弁護士」舞台「マクベス」「夏の夜の夢」映画「超高速!参勤交代」等があります。
そして2018年10月スタートのドラマ「黄昏流星群」では主役に抜擢され、エリート銀行員でありながらセカンドラブに溺れていくという難しい役にチャレンジされています。
父親の佐々木勝也さんはどんな人?
『本物という確かなものにこだわった誠実な酒造り』を目指して120年の伝統を守り続けた佐々木酒造3代目の佐々木勝也さんですが、佐々木蔵之助さんの父としても知られています。
佐々木蔵之助さんが佐々木酒造の跡取りとして家業に就く予定でしたが、急に俳優になりたいと上京した際、勝也さんは背中を押しながらも「あいつは道を誤った」と肩を落としていたそうです。
しかし、蔵之助さんが有名になってからはCMで共演したり一緒にテレビの収録に出演するなど理解を示してくれたそうです。
父親としては職人気質で気難しい所がある方だったようですが、『好きなことをしていいんやで!』と肩を押してくれる存在でもあり、3兄弟全員が尊敬し慕っていたと某インタビューで弟の晃さんが話されていました。
そんな「佐々木酒造3代目」佐々木勝也さんですが、2016年10月10日胃がんのため亡くなり、葬儀は14日にしめやかに執り行われました。
喪主は弟さんが務められましたが、佐々木蔵之助さんやお兄さんも参列されていたようです。
「佐々木酒造」について
佐々木蔵之助さんの実家の『佐々木酒造』は、明治26年に創業された洛中に唯一残る造り酒屋で、場所は豊臣秀吉の旧家「聚楽第」の南端に位置し、千利休が茶の湯として使ったと言われるほど水がきれいなことでも有名です。
実際に、今でも造り酒屋の他にも豆腐屋湯葉、生麩など水が命と言われている産業が今も多く残っているようです。
そんな佐々木酒造ですが、簡単に会社の概要を紹介したいと思います。
社名 | 佐々木酒造株式会社 |
代表取締役 | 佐々木 晃(4代目) |
創立 | 1893年(明治26年) |
所在地 | 京都市上京区日暮通椹木町下ル北伊勢屋町727 |
電話番号 | TEL:075-841-8106代/
FAX:075-801-2582 |
従業員 | 29名(ネコ含む) |
ホームページによると、現在は佐々木蔵之助さんの弟さんが家業を継承されているみたいですが、造り酒屋の古風なイメージを覆すかのような楽しいメッセージと酒造紹介だったので「一度は行ってみたいな~!」と思わせられました。
特に、従業員紹介の部分で『ネコを含む』などユーモアのある書き方をされるなどとても面白い弟さんなのだということが分かりました。
父と息子の共通点は?
佐々木蔵之助さんが演劇を始めたきっかけは「人見知りな性格」を直したいという思いからだったようですが、お父様も佐々木勝也さんも極度の人見知りだったようです。
勝也さんの場合は、代表取締役でありながら人前で話すのが苦手だったため、取材などで答えるのが億劫だったとか…。
一見全然違うタイプに見えますが、意外な共通点があったんですね。
まとめ
今回は佐々木蔵之助さんの実家や、父親の佐々木勝也さんについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
私の感想は、伝統を守る職人気質の良いお父様だなぁ~という印象で、佐々木蔵之助さんの誠実なイメージは昔から築き上げられたものだったということが分かりました。
そんな佐々木蔵之助さんですが、10月スタートのドラマ「黄昏流星群」で主演を務めるなど今後も活躍から目が離せませんね!
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